19日、20日と大峰山登拝を仕えさせて頂きました
今年は総務とお孫さんを加えて19名 最多人数での登拝です
晴天の下 教会を6時に出発して吉野の柳の宿から蔵王堂とお参りしていきます。
洞川では冷たい水で水行を仕えましたが、子供さんが今年は6名と多かったので、キャアキャア言いながら水行をさせて頂きました
登り口の行場において護摩を焚き、代参の祈願を捧げて申し込み頂いた護摩木を焚き上げさせて頂きました
登拝の道中 陀羅尼と唱歌を唱えて、すれ違う方々とは「ようお参り」と声をかけます
子供たちがものすごく元気よく大声で陀羅尼を唱えてくれて、大人も背中を押されるように登っていきます
天候に恵まれて新客の方には油こぼし、鐘掛岩と修行して頂くことが出来ました
頂上前で霧がかかり、雷の音が遠くに聞こえてきたので西の覗きは翌日にして宿へ向かいます
しかし、雨に当たる事はなく19時前に無事に山上喜蔵院に到着
夕食後は、子供たちが外で星のきれいさに声を上げていました
子供たちも輪になってじゃんけん遊びとかしたり、すぐ仲良くなる光景は微笑ましいものでした
でも皆 早朝からの登拝でしたので疲れが出てきて早々に就寝
20日 5時に起床し、朝日の差す晴天に感謝しつつ新客の方と未だ修行していない方7名にて裏行場へ
27年度に裏行場で滑落事故がありその年度は行が出来ず、去年は雨のため断念 今年は久しぶりの裏行場です
子供さんも2名裏行場へ行き、K君が高所恐怖症だったためにやや時間がかかりましたが無事に皆そろって山上本堂で合流出来たことを喜びあいました
皆そろったところで、山上本堂前で柴燈護摩を奉修していただき、山上本堂内、金剛蔵王大権現が初めて出現されたとされる湧出岩において御座行を仕えさせていただきました
総務がおっしゃった「家族」という言葉・理念を、大峰山ではすでに「一乗菩提之峯」(一つの大きな乗り物にのるように、大峰に来た人すべてに救われる機会があるという意)と言い表しておりましたが、大峰の行場の徳と「家族」という理念が一致したことを神様霊神様も喜んで下さいました
すなわち、「共に互いの幸せを祈る共同体」ーそれが家族、あるいは講社 学校 会社 広くは国 果ては世界がすべて大峰においては一乗菩提の船に乗ることが出来うるという事をお教え下さいました
子供から大人まで大きな徳を今年も積ませて頂いたので、自分や周りが幸せに利益を受けて来年もにぎやかに登拝をしたいと思っています 拝